koiobi

デートする。本を選ぶ。

Koiobiとは?

Koiobiをやってみた・男性編

第3帯

デートをはじめ、大切な人と楽しい時間を過ごして次会うときに贈る、ひとこと添えたプレゼント「Koiobi」。今回は、神戸で仕事をしている男性たちにKoiobiを作ってもらいました。

編集長

編集長

date.KOBEの
美人編集長。
実はサブカル女子。

やまさん

やまさん

建築やプロダクトデザインを
仕事としている。見た目が
きこりっぽいクリエイター。

ツヨシ

ツヨシ

見た目通り文化系男子。ボソボソしゃべる。隠れた右目を見た者はいない。

編集長、動く

やるで。

え。何をですか?

Koiobiを私がやってやるでってことや。察しろ、三流コピーライター。

やるんですか?編集長自ら。

せやで。ただなー。ちょっとなー。あれやねん。正直、忙しいねんなー。
せやから次回までのつなぎとして、
今回は友人にKoiobiを作らせておいたから、
それを面白おかしくまとめてくれや。
ほな。お前ら、自己紹介せぇ。

どうも、やまさんです。
今日はKoiobiにイノベーションの風を吹かせにきました。

ボソボソボソ。

(ちょっとアレなやつらだな・・・。)よろしくお願いします。

今回は「Koiobiをやってみた・男性編」ちゅうことで
こいつらのKoiobiができるまでをレポートしてくれや。

がってんです!

やまさんのKoiobi

それでは、いろいろとお聞きしますね。まずKoiobiを渡す人はどなたですか?

え?イノベーションをどうするかって?

そんなこと一言も聞いてませんよ。

そうですねー。やっぱりKoiobiにもジョブス的思考が必要ですよ。

そっすかー。自分不勉強なんで分からないっすわー。
で、どなたにKoiobiを渡すんですか?

ずばり、奥さんですね。結婚したばかりなんで、これから一緒にやっていこう!的なことを伝えたいです。

奥さんはどんな方なのですか?

じゃあプレゼンしますね。
奥さんが好きなものは2つあります。
1つ目は、自然。中でも魚が好きで、お店を始めるとしたら
店名に魚の名前をつけようとしているくらい。
2つ目は、ものづくり。ちなみに僕も趣味がDIYです!

なるほど。そんな感じで、渡したい本をイメージしたんですね。
で、どこの本屋さんで本を選びましたか?

神戸・元町にある「エメラルドブックス」という古本屋でディグしました。

エメラルドブックス

神戸元町にある絵本や洋書が多く並ぶ古本屋さん。靴を脱いで上がって実家感覚で本選びを楽しめるお店です。

エメラルドブックスさんはどんなお店でしたか?

一見すると普通の家なので、お店だと気づかれにくいかもです。

隠れ家感まんさいですな。

デートにおすすめ!

店主さんは、どのような方なんですか?

とても気さくなお兄さんって感じです。
Koiobiも面白がってくれました。
本の数が多くなくて、しかもジャンルがかたよっているので
「なんかすみませーん」って言っていましたよ。

おぉ。フレンドリーで話しかけやすそうですな。
ぷらっと行って、本を選んでくださいってお願いしても
気軽に相談に乗ってくれそうですね!

先ほど田中さんにお伝えした内容で店主さんに
本をいくつかセレクトしてもらいました。

店主さんはどんな反応でした?

最初は、どの本を選んだら良いか迷っていたのですが。
終始、楽しそうでした。。
何冊かセレクトしてもらったのですが、
これにしようと決めたきっかけの会話がありまして。

ほうほう。それは何だったんですか?

たまたま先日、奥さんと「探偵ナイトスクープ」を観ていたら、
深海魚を食べる方が出ていて。
お互いどれ食べたい?って盛り上がったのを思い出して。
そのことを店主さんに伝えて、セレクトしてくれた本が気に入ったので、
Koiobiの本にしようと決めました。

へー。どんな本か楽しみです!

で、ちょっと趣向を凝らしてPCを使って帯をデザインしてみました。

クリエイターの仕事!

できあがったKoiobiがこちらです!

深い海の魚/冨田百秋/福音館書店

どれ食べたい?
一緒やったら挑戦できる気がするわ

やま

食べるんですね!深海魚!

そうなんですよー。いつかね、光も届かない深海にいる魚を
カラッと唐揚げにしてねー食べたいんですよって、そういう意味じゃない!

勘違いしてしました。すみません。
もし食べるんだったら、ぼくもご一緒したいなと。

帯に戻るのですが、奥さんと一緒やったら、何でもできそうだなと。
そういう想いを伝えたくて作りました。

絵本なんで、パラパラめくりながら会話も広がりそうですね。

今度の休日に、奥さんにプレゼンします!

プレゼンというか、プレゼントですかね。
ご協力ありがとうございました!また感想聞かせてくださいね。

ツヨシのKoiobi

さて。

ボソボソボソボソ。

え?

ボソボソボソボ・・・よろボソお願ボソます。

え?あ。よろしくお願いします。(何て言っていたんだろう)
それでは。まずKoiobiを渡す人はどんな方ですか?

ボソボソです。女ボソボソ。ボソボソの友人。ただのボソボソですよ!

何言ってんのか分かんねぇよ!腹から声出せ!ばかやろう!

・・・はい。がんばります。
大学の同級生で。今は仕事をしつつバンド活動もしている女友だちです。チャットモンチーが好きでかれこれ4,5年くらいの仲ですかね。

普通に話せるんじゃないですか!さっきは怒鳴ってすみません。
で、どのようなKoiobiを渡そうと?

最近いやなことがあったみたいなんです。
だから、しょうもないことで何時間も話していたあの頃の感じを
思い出してもらえるようなKoiobiにできればと。

なるほど。友だち思いですな。

お互い音楽が好きなので、音楽の本を渡したいなと。
なので、音楽やサブカル系の本を多く置いている
六甲の「口笛文庫」という本屋さんへ行きました。

口笛文庫

阪急「六甲」駅とJR「六甲道」の間にありる本屋さん。六甲周辺にあるカフェや雑貨屋を回るデートにおすすめのスポットです。

口笛文庫さんはどんなお店でしたか?

広い店内に、所狭しと本が積まれていました。

宝探し感覚で本を選べますね。楽しそう!
店主さんはどのような方ですか?

音楽や映画に詳しいです。
森見登美彦さんの作品に出てきそうな雰囲気ですね。
あと、Koiobiの過去記事を読んでくれたみたいで。

本当ですか!ありがたい!大好き!

でも、サブカル系の本が多いのでデート企画には向かないかもねー
って言っていました。

あ。なんかすみません。

でも、楽しみながら本を選んでくれましたよ!

で、先ほどお聞きした内容を店主さんに伝えて本を選んでもらったんですかね。

いとうせいこうさんの本や先日亡くなったラッパーのECDさんの本などを出してきてくれました。

ECDの著書なら、友人に喝を入れてくれそうですね。

そうなんですけど。
友人が楽観主義者で、人生に無理しないタイプなので、ちょっとメッセージ性が強いかなと。

喝!もがけ!あがけ!
そこから始めねぇと、何も生まれねぇよ!

あと本屋さんと話をしているうちに、本の話もそうですが音楽の話が楽しくなって。
そういう思いを感じられる1冊に決めて、Koiobiを作りました。

服は黒色が好きなんですね。黒づくめですね。

服はどうでもいいと思います。
完成したKoiobiがこちらです。

音楽が終わって、人生が始まる/磯部涼/アスペクト

意外と
音楽は
終わらない

本のタイトル「音楽が終わって、人生が始まる。」にもかけていて
ちょっとスマートな感じで、とてもいいですよ。

日本のバンドやミュージシャンの方のお話がたくさん載っているので
それをきっかけに、音楽談義に花を咲かせようと思います。

立派だね。
ぜひKoiobiきっかけに、本を肴に音楽話で夜を徹してください。

はい!
今回、Koiobiをやったおかげで色々学びました!ありがとうございます。

そっかー。何を学んだかはあえて聞かないけど、
もし良かったら、勝手に第2弾、第3弾のKoiobiもやってみてくださいね。
さて。次は編集長によるKoiobiですな。次回へ続く!

第4帯:Koiobiをやってみた・女性編へ続く


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